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受験生?保護者の方

国際環境工学部 機械システム工学科

タイトル お湯はガスコンロで沸かす?それとも電気ポット?
内 容 熱力学では熱エネルギーを機械的なエネルギーへ効率よく変換するしくみ,エネルギーの質について考えます.皆さんのお宅の台所にある"ガスコンロ"と"電気ポット"お湯を沸かすのにどちらが効率がいいのでしょうか?お湯を沸かすためにどれだけのエネルギーが投入されたのでしょうか?ガス(燃料)は化学エネルギー,電気は電気エネルギーですが,形は違いますが,同じエネルギーです.皆さんの周りにある機械はエネルギーをうまく利用して動いています.これらの機械を開発?設計するためには熱力学の知識が必要です.
タイトル 飛行機はなぜ飛ぶの?
内 容 「液体」と「気体」を総称して流体と呼びます.
我々の身近には,液体の代表として「水」,気体の代表として「空気」があり,重い金属で作られている飛行機が飛ぶ仕組みを理解するには「流体力学Ⅰ」と「流体力学Ⅱ」の講義を受講する必要があります.この講義では,座学だけではなく,手作りの模型を使って実験をしたり,動画を使って視覚的に流体の原理を学ぶことができます.
タイトル 自動車の運動性能を向上させるには?
内 容 自動車の運動性能を考えたとき、加速のよい車、乗り心地のよい車、などが挙げられます。これらの性能を向上させるためには、車に作用する力と運動の関係を理解し、評価することが第一歩となります。例えば、エンジンの出力に対する加速度の大きさや、路面の凹凸に対するボディや人の振動を評価することです。
機械力学、機械振動学では、実際の運動を出来るだけ単純なモデルで表した上で、モデルに加わる力と運動の関係を学びます。講義では、実際の例を挙げながら、これらを分かり易く説明します。
これらの関係を理解することで、マイクロマシン、ロボット、航空機、人工衛星など、多くの運動を理解し、新たな開発に活かせるようになるでしょう。
タイトル この椅子に座れるのは体重何キログラムの人まで?
内 容 みなさんの生活に欠かせない「椅子」ですが、みなさんが座っても壊れたりしませんよね?
ではもし体重が何キログラムの人が座ったら壊れるでしょうか? 実はそれは椅子の材料や構造によって変わります。
機械工学科における講義の一つ「材料力学」では、まず椅子などに使われる「材料」の特徴について学びます。そして、例えば椅子に使う材料の形状やその椅子の構造により、椅子のどの部分にどのような力が加わるかについて計算する方法を学びます。
「材料力学」を学ぶことにより、身近な椅子や机、さらには家や自動車などが、なぜこのような形をしているかの理由の一つを学ぶことができます。
タイトル 100円ショップの製品はなぜ安いの?
内 容 同じ製品を金型という金属の型によりたくさん作ることによって単価を安く抑えることができます.この金型製作ではいかに速く安く作るかが重要です.「加工学」の講義ではこの金型や自動車部品の製作に必要な金属の加工方法や測定方法について学びます.また,「加工法実習」では,旋盤やフライスなど,機械加工で用いる工作機械を実際に用いた加工を経験します。金属材料をきちんと平らに削ったり,水平?垂直にしたり,雄ネジと雌ネジを加工したり,出来たパーツを組み立てたりするのは,本学科ならではの経験になるでしょう。NC工作機械も使うので,プログラミングをしてボタンを押せば,自動で加工してゆく様子も見ることができます。
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