広報スタッフ日記
2024.9.18 広報スタッフ日記
カンボジア農村部の貧困層の子どもたちへ、英語の授業を企画運営しました!
■2024年9月7日~9月13日、地域創生学群専門科目「海外スタディツアー(カンボジア?オーチュン村)」に参加した学生9名が、カンボジア農村部の貧困層の子どもたちへの教育支援を行うNGO団体CIFTOで、英語の授業を企画運営しました!
カンボジアは、1975年4月から1979年1月までの3年8ヵ月間で約200万人が死亡する「大虐殺」があり、その対象に教師が含まれ、教育基盤が大きく損なわれました。また、カンボジアでは著しい経済発展を背景に貧困率も減少しているものの、2022年時点で人口の16.6%が未だに貧困状態です(1日2.15ドル以下の収入)。結果、2023年度の中学校修了率は40%で、多くの子どもたちが義務教育を修了しておらず、農村部はさらにひどい状態にあります。
そこで、本学の学生は、そういった学びたいけど学べない村の子どもたちに、無償で英語と日本語を教えているCIFTOにて、3日間で3コマ(3時間)、英語の授業を企画運営しました。たった3コマとはいえ、このような学習環境でも必死に学ぼうとする子どもたちの姿勢に、参加した学生たちは心を打たれ、潤沢な学習環境を持つ自分たちはもっと学ぶべきであること、そしてその学びを学びたくても学べない人たちへ還元すべきであることを学びました。