8月28日(水)、法学部政策科学科吉田ゼミの３年生が、駐日フィリピン大使館の移住労働者事務所を訪問し、移民研究者を対象とした海外雇用制度のセミナーに参加しました。現在、世界200ヶ国に約1020万人のフィリピン人が移住しており、セミナーでは、海外で働くフィリピン人労働者への福祉や保護の観点から、政策に関わる様々なお話を伺いました。

当日は、他大学の学生や研究者も含め22名が参加し、吉田ゼミの学生からも、日本への労働者受け入れに関わる具体的なプロセスや、フィリピン人労働者の状況などについて色々な質問が出ました。

演習授業では２年次から、日本における外国人労働者の受け入れや、多文化共生に関わる文献輪読を行ってきましたが、今回のセミナーでは、具体的な制度運用と、送り出し政府の取り組みを知ることができました。