•  新型コロナウィルス感染症の影響により1年間待たされ、やっと50年振りに講義を受けられる、と思っていたのに、1学期に受講した2科目とも遠隔授業だったのでがっかりしましたが、やっと2学期からは3科目のうち2科目が教室での対面授業になりました。やはり教室での講義の独特な雰囲気は実際に受けてみないことには感じられません。
     また、講義とは別に担当教員による個別指導も受けられ、授業の進捗状況の確認や、1対1での授業という贅沢な経験もさせていただきました。もっとも私の頭脳の方が全く追いつかず悪戦苦闘の日々でした…。
     受講理由の一つである、何かの本のなかに「明日はもう死んでいるかも知れない。という気持ちで日々を過ごすこと」という言葉があり、今できることをとの思いで受講したのでした。
     この1年間「大学での勉強」を経験させていただいて、改めて学ぶこととは何かを考え、真に学ぶことの喜びを感じさせていただきました。

  •  現役時代に、会社の海外?国内のMBA修得制度がありましたが、業務に追われ、チャレンジできませんでした。今回、年金生活者となり、毎日が日曜日です。一念発起し、本コースにチャレンジしました。私は入門コース(基礎編)ですが、週一回*、担当の先生とのマンツーマンの講義は、大学時代に学んだ途上国開発論がメインですが、SDGsに関する経済的論議にまで発展し、学部及び院の学生さんと同一レベルの内容となり、小生も学生さんへプレゼンする機会をいただき、40年振りに、大学生活を経験することができました。プレゼン資料作成のため、図書館を有効利用していると、館内には小生よりも年長の方が数多く学習されいて自らの大きな刺激となりました。
     人生100年と言われますが、今回の気づきもバネとして大きく飛躍できるよう、今後も社会人講座にチャレンジしていく所存です。

    ※対面指導は、原則として月1回程度ですが、受講生の希望があり、かつ、担当教員が必要と認めた場合には、対面指導の回数が増えることもあります。