環境ESDプログラムの創設
地球温暖化をはじめとする様々な環境問題が深刻化する中、環境、経済、社会の面において持続可能な将来が実現できるよう、私たち一人ひとりに対して、価値観と行動の変革が求められています。
本学は、「環境問題への取組といった北九州地域の特性を活かし、豊かな未来に向けた開拓精神に溢れる人材を育成していくこと」を教育理念の一つとして掲げています。
この理念のもと、365足球体育app下载_365bet官网¥投注直播の各学部?学群で学ぶ学生の皆さんを対象として、環境教育を基軸に、持続可能な社会づくりに貢献できる人材を養成していくための教育プログラム「環境ESDプログラム」を創設しました。
環境ESDプログラムの特色
- 環境に関する幅広い知識を学ぶ
- 実体験を通して学ぶ
- 環境未来都市を目指す北九州市を学ぶ
教員紹介
地域創生学群長?地域共生教育センター長西田 心平
プロフィール |
立命館大学大学院社会学研究科応用社会学専攻博士課程修了 博士(社会学)。2008年、北九州市立大学基盤教育センターに着任。2009年より同大学地域創生学群を兼任。現在、北九州の文化運動について研究しています。2023年より地域共生教育センター長、地域創生学群長に就任。 |
メッセージ |
ESDの考え方を「暮らしのあり方」や「社会の仕組み」を改めて見つめ直すことだと捉えるならば、こうした思考は決して今に始まったものではありません。哲学や社会学、経済学などの分野で連綿と息づいてきた思考の一つです。ただ、専門分野を超えて、こうした考えが重視されるようになったのは、地球環境が脆弱であり、人間もまた受苦的な存在であることが強く認識されるようになったからです。環境ESDプログラムでは、北九州をフィールドにこうした思考を養う科目が用意されています。ぜひ一緒に学びましょう。 |
地域共生教育センター准教授?副センター長村江 史年
プロフィール |
大分大学教育学研究科を修了後、公益財団法人での実務経験を経て、2015年より北九大に着任。専門は教育学で主に環境教育や防災教育について研究をしています。
2015年に地域共生教育センター特任教員、2020年~2022年に基盤教育センターひびきの分室准教授、2023年~地域共生教育センター副センター長として就任。 |
メッセージ |
環境ESDプログラムでは、環境ESD入門と環境ESD演習を担当します。受講学生の皆さんが、自身の興味ある分野において、どのようにすれば持続可能な社会を実現できるのか、実践活動を通じて考える事ができる機会を提供していきたいと思います。 |
地域共生教育センター特任教員中原聖乃
プロフィール |
神戸大学大学院総合人間科学博士後期課程修了 博士(学術)、総合地球環境学研究所研究員を経て、2022年4月より北九州市立大学 地域共生教育センター特任教員として着任。短大卒業後、いったん社会人となる。20代半ばに学びなおすため、社会人大学生(夜間部)となり、環境問題と核問題に興味を抱き、大学院で研究活動に専念。専門は文化人類学、放射能汚染問題。主な著書に『放射能難民から生活圏再生へ―マーシャルからフクシマへの伝言』(単著:法律文化社、2012年)、『レジリエンス人類史』(共著:京都大学出版会、2022年)など。 |
メッセージ |
社会人大学生時代に勤めていた会社では、環境ホルモンを含んだ製品を扱っていました。環境ホルモンに対する社会の対応に疑問を感じ、環境に悪影響を与える物質と人の暮らしについて考え始めたのが、私が研究者になろうとしたきっかけです。みなさんが、これ!というテーマを自分で見つけて、考えて、行動し、仲間を作って、一人ではできないことを成し遂げていく。そういうまぶしい姿を見るのを楽しみにしています。 |
地域共生教育センター特任教員仙波大海
プロフィール |
北九州市立大学地域創生学群卒業、九州大学大学院統合新領域学府ユーザー感性学専攻に在学中。大学卒業後、福岡県内のコンサルティング会社で観光関連分野や福祉分野を担当し各種調査?計画策定業務に従事。現在は、福岡県内のプレーパークでプレーリーダーとして活動しながら大学院にてプレーパークに関する研究を行っている。 |
メッセージ |
プレーパークという言葉を知っていますか。”自分の責任で自由に遊ぶ“をモットーに、通常の公園では禁止されているような火遊びや木工遊びなどを自由に楽しむことができる遊び場のことです。私は、この自由で開かれた遊び場を対象に研究を行っています。
プレーパークでは、何度も失敗をしながら学び、成功体験を獲得する子どもたちの姿を沢山見てきました。環境ESDプログラムでも同様に、学生の皆さんが沢山の経験を積み、成長できる機会になればと思っております。そのために私も精一杯皆さんの取り組みをサポートいたします。ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか?皆さんのご参加をお待ちしています。
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