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北九州市立大学

学部紹介Faculty Introduction

学部紹介

外国語学部 舞台は世界。語学力で国際社会の扉を開く。

英米学科

高度な英語運用能力と英米および英語圏の文化?社会の諸問題についての専門的知識を兼ね備え、国際社会においてビジネスなどの分野で活躍できる人材を養成します。

取得
資格
  • ●中学校教諭一種免許状(英語)
  • ●高等学校教諭一種免許状(英語)
英米学科「PICKUP授業」&「在学生の声」はこちら
PICKUP授業
  • Leadership Theory

    【担当教員 Ashta先生からのメッセージ】

    Ashok Ashta先生

     英米学科には世界各国から集まった教員がいて、学生も世界中の様々な場所に留学することができます。言語としての英語を勉強するだけなく、英語を使って世界について勉強します。
     「Leadership Theory」では、リーダーシップを様々な角度から見直し、分析をしていきます。私は、効果的な指導について多様な角度から考えるという研究をしています。この授業で、学生たちには、自分がなりたいリーダーのタイプについて、自分自身の哲学を発展させてほしいです。
     授業内では、英語でプレゼンテーションを行います。アクティブラーニングが含まれており、幅広いチームワークが生まれます。それぞれの学生の視点から自分自身のキャリア開発のためのアイデアを得られるので、一般メディア (雑誌、テレビ番組など) で用いられる単純で一般的なアプローチを超えて、リーダーシップについての視野を広げていくことができます。
     「Leadership Theory」は社会に出ていく全ての学生にお勧めの授業だと思うので、ぜひ受講してください。

  • 通訳理論と技術

    【担当教員 柴田先生からのメッセージ】

    柴田 弓子先生

     「通訳理論と技術」では通訳に必要な知識や理論について学び、基礎的な技術を習得します。まず音声通訳のプロセスに関する理論的枠組みを踏まえ、通訳基礎トレーニングと実践編として遂次通訳と同時通訳を練習します。異文化コミュニケーターとしての通訳とはどのようなものか、理論を理解するだけでなく基本的な技術を身につけるための基礎トレーニングを重視し、言語的な側面のみならず文化的?状況的コンテクストを考慮しながら訳出する上で考慮すべき点について考え演習を行います。通訳は異言語間?異文化の背景を持つ人々のコミュニケーションが円滑に進むように支援する役割を担っており、国際社会で活躍するために言語運用能力の向上だけではなく、様々なテーマに関する情報収集スキルや柔軟な対応力を身につけてほしいと思います。単に言語を習得するにとどまらず、その言葉の背景にある文化や価値観、習慣を理解し、他者と深いレベルでつながる力を養うことが求められるので、知識を習得するだけではなく、実際に行動してみることで得られる学びは将来必ず役に立ちます。通訳や翻訳、異文化コミュニケーションに関心のある学生にお勧めします。

英語力を活かせる鉄道業界や
物流業界への就職を目指す
花田 尚也さん
外国語学部 英米学科(山口県立防府高等学校 出身)

一般選抜前期日程

オールイングリッシュで行われる授業に魅力を感じ、英米学科を選びました。受験勉強では、英語はもちろん、英語の得意なライバルと差をつけるために、英語の次に配点の高い国語にも力を入れました。興味のある分野を英語で学べる環境や、課外活動への積極的な参加により、充実した大学生活を送っています。将来は、英語力を活かせる鉄道業界や物流業界への就職を目指しています。皆さんにもぜひ楽しい大学生活を送ってほしいです。

中国学科

高度で実践的な中国語運用能力と、中国語圏や世界各地の文化?歴史?社会の専門的知識を持つことで、国際社会で活躍できる人材を養成します。

取得
資格
  • ●高等学校教諭一種免許状(中国語)
中国学科「PICKUP授業」&「在学生の声」はこちら
PICKUP授業
  • 研究演習B

    【担当教員 武井先生からのメッセージ】

    武井 満幹先生

     「研究演習B」は、3年次のゼミで中国学科の各教員が担当しています。内容は教員の専門領域によって異なり、大きく分けると歴史、経済、語学、文学があります。私の場合は中国古典文学が専門で、学生の興味関心を引きながらこれまで培ってきた中国語力を維持?向上させたいので、中国近世の小説で日本でもよく知られている『三国志演義』を扱っています。授業では『三国志演義』を読むだけなのですが、読むために大事なことを考えながら読んでもらいます。文章を読むには、なるべく原文に忠実に理解することが必要ですが、言葉の意味や語順だけでなく、語句と語句や文と文とのつながり、さらに話の流れ(展開)や登場人物の関係を把握すること、様々な表現の仕方、また物語の舞台設定や物語が成立した時代の文化などに気づくと解釈がしやすくなります。ミクロ的な視点とマクロ的な視点とを駆使して文章を読む、そういう読み方を身につければ『三国志演義』以外の小説のほか、現代の様々な文章も読んでいくことができ、視野も徐々に広がっていくと思います。中国の古典文学に興味?関心がある、中国語の読解力を身につけたい、漢詩?漢文を学びたい学生にお勧めします。

  • 中国語初級総合Ⅱ

    【担当教員 胡先生からのメッセージ】

    胡 玉華先生

     中国学科は少人数のクラスで、ネイティブの先生を中心とした語学授業のほか、中国の文学や歴史、経済、社会に関わる授業やゼミ研究も多く設置されています。私は教育心理学をアプローチとした実践的研究(教え方?学び方の研究)を行っています。効果的な学習援助によって、学習者が分からなかったことが分かるようになり、できなかったことができるようになった時に研究の魅力を感じています。「中国語初級総合」の授業では、受講者が中国語に対して関心を持つような内容を織り交ぜながら、中国語の発音を身につけ、基礎的な文型や文法を駆使して日常におけるコミュニケーションができるようにします。中国文化?中国人文化に関する基礎知識を学ぶための中国語力を身につけ、母語(日本語)および外国語(中国語)のコミュニケーション能力の向上を目標としています。ゼロ基礎からスタートした学生は、授業を通して中国語で日常におけるコミュニケーションができるようになり、さらに中国への研修や中国語圏への語学留学の道につながります。語学やコミュニケーションが好きな人、また異文化に興味がある人に積極的に参加してほしいです。

訪日中国人に日本の魅力を伝えるため
観光業界で活躍したい
梅﨑 梨花さん
外国語学部 中国学科(佐賀県立三養基高等学校 出身)

一般選抜前期日程

世界第2位の使用人口を持つ中国語を身に付けることは、私の強みになると考え、中国学科を選びました。クラスは少人数で編成されていて、丁寧な指導が受けられることはもちろん、身近な仲間が上達していく姿を見ることはモチベーションに繋がります。新しい価値観に出会える中国学科は、大学で新しいことを始めたいと思っている方におすすめです。将来は、訪日中国人に日本の魅力を伝えるため、観光業界で活躍したいです。

国際関係学科

国際関係と地域研究の発展的な知識と、英語を中心に優れた語学力を兼ね備え、グローバルな視野に立って活躍できる国際人を養成します。

取得
資格
  • ●中学校教諭一種免許状(社会?英語)
  • ●高等学校教諭一種免許状(公民?英語)
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PICKUP授業
  • 多文化共生実践演習

    【担当教員 大平先生からのメッセージ】

    大平 剛先生

     私の専門は「国際開発協力論」で、国同士がなぜ協力し合うのかを国際政治学のアプローチで考えます。そこには利他的な動機だけでなく、打算的で利己的な側面が強く、「外交」の一部としてのダイナミズムが読み取れます。「多文化共生実践演習」では、外国語学部とJICA九州との間で結ばれた協定に従い、JICA九州で研修を行う諸外国からの研修員の方々との交流会をメインに、研修員の方々の母国の文化?社会?政治?経済について事前学習するとともに、多文化共生についての理解を深めます。国ごとに異なる文化や風習があることを理解し、偏見や思い込みを取り除き、多文化共生のあり方を模索します。異なる学科の人たちと一緒に受講する少人数の演習形式なので、まずお互いを知ることと、共同でタスクをこなすための雰囲気づくりを大切にしています。最初は人前で話すことに気後れを感じていた人でも、最後には堂々と英語でプレゼンをしたり、初対面の研修員の方と和気あいあいと交流できるようになれます。授業を通して、人前で臆せずに英語でコミュニケーションが取れる能力と、チームで協力し合ってタスクをやり遂げる能力を身につけてほしいと思います。

  • 卒業研究演習Ⅱ

    【担当教員 北先生からのメッセージ】

    北 美幸先生

     「卒業研究演習Ⅱ」では移民やエスニシティの問題を中心に、アメリカ合衆国の社会史、移民史、人種関係論を史的?総合的に学んでいます。そのほか、性的マイノリティの人々(LGBTQ+)をめぐる状況にも着目しています。「遠い外国であるアメリカ」について学ぶだけにならないよう、日本に目を向けるようにしており、日本での同性婚の法制化を目指す「結婚の自由をすべての人に」公判の傍聴や九州レインボープライドへの参加、吉塚リトルアジアマーケットの見学などを行っています。これらの体験を通して、日本あるいは学生自身にマイノリティ問題を適用するとどうなのかを考える力を養い、「普通」というものなど存在しないという、多様性を前提としたものの考え方ができるようになってほしいと思います。授業時間外?あるいは学外での活動が多いため、体感的に学びたい人、ゼミを学生生活である程度、大きな部分を占めるものとして積極的にコミットできる人に向いている授業です。国際関係学科は地域研究、国際関係の理論、語学をバランスよく学べるところです。少人数の授業も多く、かなりハードだと思いますが、その分、充実感があると思います。

後悔することがないよう
その瞬間のベストを尽くすことが大切
久保 心愛さん
外国語学部 国際関係学科(福岡県立嘉穂高等学校 出身)

学校推薦型選抜

国際関係学科の授業は、プレゼンテーションやスピーチ、ディベート等、クラスメイトの意見を聞く機会が多いため、視野が広がります。また、外務省職員やジャーナリストによる講演会もあり、刺激を受ける機会が豊富です。言語教育は、英語だけでなく、第2言語として履修した韓国語も読み書きができるレベルに到達しました。学校推薦型選抜の試験は小論文でしたので、国際情勢に関する本や新聞を沢山読んで臨みました。受験期間は大変なことも多いですが、後悔することがないよう、その瞬間のベストを尽くすことが大切だと思います。

経済学部 経済学でデザイン。世の中、会社、そして自分を。

経済学科

豊かな教養と経済学の基礎及び応用分野に関する知識を兼ね備え、理論と実践を統合することにより、社会や経済の諸問題を解決できる人材を養成します。

推奨
資格
  • ●日商簿記検定
  • ●ITパスポート試験
  • ●基本情報技術者試験
  • ●応用情報技術者試験
  • ●ファイナンシャル?プランニング技能検定
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PICKUP授業
  • 環境経済学

    【担当教員 牛房先生からのメッセージ】

    牛房 義明先生

     「環境経済学」では地球温暖化問題、廃棄物問題、エネルギー問題などについて経済学の視点から考え、これらの問題がなぜ発生し、どうすれば解決することができるのかを探求します。一方的な講義ではなく、学生にも積極的に発言してもらい、意見交換ができる雰囲気を大切にしています。また、学んだことを覚えるだけではなく、現実の課題にどのように応用するのかを学生自らが考えること、経済学の思考法、環境経済学の基本的な知識、それらを習得して、現実の社会課題の解決策を提案できる能力を身につけてもらうことも大切にしています。講義を通じて、学生が関心のある分野のイベント、セミナーなどに積極的に参加し、そこに参加した人とつながり、様々なことを経験し、卒業後の進路にも良い影響を与えていると思いますので、持続可能な社会をどのように築いていけば良いかを具体的に考えたいと思う学生に受講してほしいです。環境問題は様々な要因が複雑に絡み合いながら発生していることが多く、環境経済学の専門家だけでなく、他の専門分野の研究者と議論をすることがあります。そのため、多くの学び、刺激を受けるので、とても面白い分野だと思います。

  • 専門演習Ⅰ?Ⅱ(ゼミ)

    【担当教員 土井先生からのメッセージ】

    土井 徹平先生

     私が担当する「専門演習Ⅰ?Ⅱ」は日本経済史の演習科目です。特に北九州の地域経済を事例として、小倉や門司、八幡などの経済?産業の近現代史について学んでいます。具体的には、北九州の各都市の現状や課題を知り、それらが生じることとなった理由を、過去から現在に至るプロセス=歴史をもとに探求しています。そのために土井ゼミでは、地域の現状を視察するとともに、過去とのつながりを発見するフィールドワークを行っています。また、「なぜこうなのか?」「実際はどうなのか?」と学生自身が身近な地域の中から「問い」を見つけ、調査した内容を発表するグループワークやプレゼンテーションを行っています。こうした実践的学習を繰り返し行うことで、学部が主催するプレゼンテーション大会で私のゼミ生は、例年、上位入賞を果たしています。歴史学は過去を知る学問と誤解されがちですが、実際は過去をもとに現在を知るための学問です。特に経済は私達の暮らしと密接な関係を持っており、経済の歴史を研究することで、「なぜ私たちは今、このように生きているのか」、私たちの現在を客観的に理解することができるようになります。

自ずと自分のスタイルが出来上がるので
継続することが重要
中谷 躍人さん
経済学部 経済学科(兵庫県立姫路商業高等学校 出身)

学校推薦型選抜

データ分析やお金に関する知識は、将来の自分の武器になると考え、経済学科を選びました。授業では、データの分析結果を人に伝える力も身に付きました。現在、一人暮らしをしていて、家事やお金の管理は大変です。自由な分、責任と行動力が大切だと感じていますし、良い経験にもなります。入試対策では、繰り返し、小論文の過去問題を解いて、先生に添削してもらいました。自ずと自分のスタイルが出来上がるので継続することが重要だと思います。

経営情報学科

幅広い教養を身につけ、経営学を理解し、会計学や情報科学の手法も駆使することで、さまざまな企業経営や社会に関する諸問題を解決できる人材を養成します。

推奨
資格
  • ●日商簿記検定
  • ●ITパスポート試験
  • ●基本情報技術者試験
  • ●応用情報技術者試験
  • ●ファイナンシャル?プランニング技能検定
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PICKUP授業
  • 応用戦略分析

    【担当教員 浦野先生からのメッセージ】

    浦野 恭平先生

     経営情報学科では「経営学」?「会計学」?「情報科学」に関する科目群が配置されており、企業や組織について多面的?総合的な視点から学ぶことが出来ます。「応用戦略分析」の授業は、文献を用いた具体的な企業の「事例研究」および経営者の方々に経営の実践を語って頂く「特別講義」を主として、2年次までに学んできた経営学の理論やフレームワークを用いて、実際の企業の経営戦略や経営内容について分析する力を身につけます。この授業では学生同士のグループワークや経営者の皆さんとのディスカッションの機会を設けることで、参加者一人一人が主体的に関われるように心がけています。学んできた「理論」と「実践」を結びつけて考える「戦略的思考力」ないし「洞察力」、そして、それらにもとづいて他者と議論できる「コミュニケーション力」を身につけて欲しいと考えています。当初、発言することに躊躇していた学生のみなさんが、授業での経験を糧として、経営者の方々とディスカッションしている姿を通して成長を感じることが出来ます。将来、企業や行政機関で企画の仕事や新しい取り組みに関わりたいと考えている学生にはフィットすると思います。

  • 専門演習Ⅰ?Ⅱ(ゼミ)

    【担当教員 橋本先生からのメッセージ】

    橋本 芙奈先生

     私の「専門演習(Ⅰ?Ⅱ)」では主に、ビジネスコンテストの出場へ向けたグループワークや地元企業への聞き取り調査を通じて、マーケティング戦略の立案に関する大まかな流れを理解します。マーケティングを「企業や組織による顧客との関係づくり」として広く多角的に捉え、教科書にある理論と企業などによる実際の取り組みとのギャップを明らかにします。聞き取り調査を実施する際は、調査先の選定やアポイントメントを取ることなども学生が中心となって経験します。より実践的なマーケティングを学べ、視野が広がります。社会人となるための準備の場として、主体性や積極性を養っています。授業を通して「物事を広く見たり深く見たりすることで、現状を適切に把握できる力」「実践的な知識を用いて身の回りの問題を解決できる力」「企業の方との電話やメール、対面でのコミュニケーションなどにおいて、最低限の常識ある行動をとることができる力」を身につけてほしいと思います。ゼミ内において発表や意見交換の機会を多く設けていることにより、自分の強みや課題を客観的に把握?改善でき、人前での話し方や発表用資料の作成などが徐々に上手になっていきます。

商品開発や企画に携わる仕事に就いて
自ら会社を興したい
原 めありさん
経済学部 経営情報学科(九州国際大学付属高等学校(福岡県) 出身)

一般選抜後期日程

ある商品に対して「どうしてこの価格なのかな。」と考えたり、会社の経営やマーケティングに興味があったため、経営情報学科を選びました。大学の授業は、興味がある授業を自分で選択できるので面白いです。将来は、商品開発や企画に携わる仕事に就いて、ゆくゆくは自ら会社を興したいです。入試は、一般選抜の後期試験を受験しました。クラスメイトより受験生活が長く、大変でしたが「後悔していない!」と自信を持って言えます。

文学部 文化を知り、社会を知り、人間を読み解く手がかりを探る。

比較文化学科

日本文化と欧米文化をはじめとする異文化への深い認識を持ち、自文化の発信と異文化への理解を深める能力を持つ世界的な視野に立った人材を養成します。

取得
資格
  • ●中学校教諭一種免許状(国語?英語)
  • ●高等学校教諭一種免許状(国語?英語)
  • ●学芸員
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PICKUP授業
  • 演習B-2(日本美術史学演習)

    【担当教員 五月女先生からのメッセージ】

    五月女 晴恵先生

     比較文化学科では、三年生からは全員がいずれかのゼミに所属して専門的な勉強に取り組みます。地域的には日本?アジア?欧米、分野的には文学?歴史?宗教?メディア?美術史学などの多彩なゼミを設けています。私は日本中世の絵巻を研究しており、日本美術史ゼミを担当しています。「演習B-2」は4年生の2学期の演習(ゼミ)で、卒業論文の完成に向けた授業内容となっています。日本美術史学のゼミは、複数の大型図版を広げて、美術作品を確認しながら進めます。時には、絵巻の複製を見ながらディスカッションをすることもあります。また、夏休み期間には泊りがけで京都?奈良に赴き、寺院や美術館博物館をめぐります。図版では、どうしても実際の大きさや色彩を掴み切れませんので、ゼミ生たちには、普段から展覧会の開催情報をチェックして、実際に作品を見に行き、観覧カードを作成するという課題をかしています。特に、卒業論文で取り上げる作品や、それに関連する作品が展示される機会があれば、できるだけ見に行くことを勧めています。美術史学の研究のアプローチは多様であり、同じ分野の研究成果だけでなく、歴史学や文学?宗教学などの他分野の知見も踏まえたテーマ設定も可能です。卒業論文では、自分の興味に導かれながら考察を展開し、最終的には学術論文を書き上げたという達成感を得てほしいと思っています。

  • 地域文化資源演習

    【担当教員 大熊先生からのメッセージ】

    大熊 智之先生

     比較文化学科では、自身の問題関心に応じて、地域?分野を横断した多様で豊かな学びを実践することができます。「地域文化資源演習」では、北九州の文化の特徴とその魅力を発見し、発信することを探求します。美術館や博物館などの市内の文化施設を見学し、施設とその展示を紹介するポスターなどの広報作品をグループで作成します。その際、文化施設を身近に感じてもらうため、展示内容はもちろんですが、さまざまな角度から施設の魅力を探すことを提案しています。地域の文化施設を捉え直し、自身が見つけた魅力を発信することを通して、文化資源の発見や継承、活用、課題解決に向けた基本的な手法や考え方を身につけてほしいと考えています。演習に取り組む学生たちは、担当する文化施設について調べるうちに関心が高まり、実際に施設を見学する際には非常に熱心に見学している様子が見られました。その成果を生かして、これからどのようなポスターが製作されるのか楽しみです。この演習は、学芸員資格の取得を目指す学生はもちろん、北九州の文化やその振興に関心のある学生、他の学生と協働して何かに取り組みたいという学生におすすめです。

最後まであきらめずに頑張れば
合格が見えてくる
石川 到さん
文学部 比較文化学科(新潟県立長岡大手高等学校 出身)

一般選抜前期日程

思想、歴史、美術など多様な文化領域を自由に学べる点が面白そうだと思い、比較文化学科を選びました。言語の授業も充実していて、私は、ドイツ語を履修しています。受験期間は、配点の高い国語と英語や暗記要素の多い倫理を中心に勉強し、一問一答を繰り返したり、資料集の細かい情報も頭に入れたり、コツコツと取組みました。合格判定の結果が悪かったとしても、最後まであきらめずに受験勉強を頑張れば合格が見えてくると思います。

人間関係学科

人間の存在、行動、発達を社会環境や自然環境などとの関連において学際的、総合的に把握し、真の意味での人間の健康的な生活のあり方を探求する人材を養成します。

取得
資格
  • ●中学校教諭一種免許状(社会)
  • ●高等学校教諭一種免許状(公民)
  • ●認定心理士
  • ●社会教育士(社会教育主事任用資格)
  • ●学芸員
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PICKUP授業
  • 参加型学習論

    【担当教員 山下先生からのメッセージ】

    山下 智也先生

     「参加型学習論」は、生涯学習の一環としての「参加型学習(≒ワークショップ)」に着目し、その手法?技法を実際に体験しながら理解を深めていく実践的な授業です。授業では、多様なアイスブレイクを体験するだけでなく、その後のメインワークを見据えてアイスブレイクを的確に選択する術を学ぶとともに、具体的な手法?技法のメリットやデメリットを把握し、その参加型学習のテーマやコンセプトに適した手法?技法の組み合わせについて検討します。さらに、参加型学習を促すファシリテーターの役割や意義についても実践的に考察します。授業の締めくくりには、これまでの学びを踏まえて、学生たちで参加型学習をプランニングし、ファシリテーターとして実践する機会も設けています。このように本授業では、学生自身が参加型学習をプランニングし、それを円滑に進めるためのファシリテーション能力を身につけることを探求しています。それぞれがもっている経験や力を引き出しながら主体的に学ぶのが好きな学生はもちろん、ワークショップはちょっと苦手という学生にとっても、その経験を楽しみながら積み重ねていく機会にしてもらえれば幸いです。

  • サーベイ実習

    【担当教員 濱野先生からのメッセージ】

    濱野 健先生

     人間関係学科では、講義に加えて実習からも様々な学問に触れることができます。
     社会調査の方法を身につけることで私たちは人の生活の背景や人生そのものについて明らかにすることができますが、「サーベイ実習」では、社会学で広く使われている量的調査の手法を学び、実際に自分たちで調査設計を行います。その後、得られた結果を分析し、文章にまとめたあと発表し、ディスカッションします。実習では、量的な調査で明らかにできる全体的な傾向を探るために、質問紙の設定から調査結果の分析まで、社会に出ても有用なスキルを身につけます。そのために、自分で考えたことをわかりやすくかみくだき、他者に伝えることができるということを習得できるように、様々な角度から挑戦してもらいます。「サーベイ実習」の授業を通して、一見すると確からしい公的統計に対しても新しい視点で評価することができようになり、不十分な調査を見破ることができるようになってほしいと思います。調査が好きな学生、批判的学力を身につけたい学生(演習が終わるころにはそうした力が身につきます)に受けて欲しい授業です。

思い描く大学生活をモチベーションに
受験ではベストを尽くす
嘉陽 鈴乃さん
文学部 人間関係学科(沖縄県立那覇国際高等学校 出身)

一般選抜後期日程

学びたい分野をひとつに絞ることが出来なかった時に、人間関係学科を知り、幅広い分野を学びたい自分に合っていると思いました。入学後は、心理学を中心に多方面から人間について学んでいます。一般選抜後期の個別学力検査は集団討論でした。過去問題のテーマについて自分の意見を考えたり、集団討論の動画を視聴したりして対策しました。大学生活は自由な時間が多く、充実した生活を送ることができるので、皆さんも大学生活をモチベーションに受験ではベストを尽くしましょう。

法学部 問題解決。混沌の時代に、正義と公正に基づく新たな枠組みを示す。

法律学科

法律論の深い理解、広い知識及び総合的判断力を持ち、法現象に対して弾力的に対処し得る法的思考力?処理能力を備えた人材を養成します。

推奨
資格
  • ●司法書士
  • ●行政書士
  • ●宅地建物取引士
  • ●社会保険労務士
  • ●ビジネス実務法務検定
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PICKUP授業
  • 行政争訟法

    【担当教員 井上先生からのメッセージ】

    井上 禎男先生

     行政客体(行政の相手方となる私人等)から行政主体(国、地方公共団体等)に向けた reaction をなす作用を検討するのが「行政救済法」分野です。この授業では、主に①行政不服審査法に基づいて行政に対して処分等の是正を求める「行政上の不服申立て」、②行政事件訴訟法に基づいて違法な処分等を争う裁判を提起し司法解決を図る「行政訴訟」(①と②をあわせて「行政争訟」という)を検討しており、救済の根拠となる種々の法律の目的と内容(制度設計)を理解し、判例を踏まえた基本的な知識の修得を目指します。実務(公務員、士業などの有資格職、法曹)に就くと、習得した知識を十分かつ的確に使いこなせるだけの能力が日々求められます。この授業では、そのための基礎力と応用力を見据えた理解力の習得を大切にしています。行政の活動を知ることは、社会(で起こる様々な問題)を知ることにほかなりません。行政の活動の根本を知り、解決のための立法や執行のあり方を通して市民社会の現実に目を向けてほしいです。公務員?資格試験等の受験を目指す人はもちろん、それ以外の進路を考えている人にとっても有意義な授業になると思います。

  • 法学基礎演習Ⅰ?Ⅱ

    【担当教員 林田先生からのメッセージ】

    林田 幸広先生

     「法学基礎演習Ⅰ?Ⅱ」は10名前後の少人数の演習(ゼミ)形式で実施される一年次生の必修科目で、基本的に法律学科の全教員が担当します。大学生活を送るにあたって知っておいてほしい基本事項から、徐々に条文の読み方、六法の使い方など法学部生ならではのスキルを習得します。最終的には、文献検索や法律情報データベースを活用したうえで判例報告ができるようになることを目的としています。また、法原理の視点から物事をとらえたり、条文に照らした論理構成ができるようになってもらいたいです。ただし正解は一つではないため、自分の考えや筋道が変わっていくことを恐れないようになってもらいたいとも思います。教員と学生の間はもちろん、学生(ゼミ生)同士「顔」の見える距離での活動、一方的な情報教授ではなくゼミ生が教員に質問しやすい雰囲気や、ゼミ生同士が疑問を出し合える雰囲気作りを心がけています。法学に関心がある、法学的思考やスキルを活かした職業に少しでも興味を持っている、汎用性のある思考を身につけたい方、教員からの受け身ではなく主体的に、あるいは学生同士で楽しく成長したい方。どれか一つでも心当たりがあればぜひ法律学科へ。

法的思考力や正しい言葉を使って
説得する力を楽しく学ぶことができる
政時 加奈さん
法学部 法律学科(山口県立豊浦高等学校 出身)

学校推薦型選抜

法律学科を志望した理由は、公務員試験に必要な分野を勉強しながら、民間企業でも活かすことができる思考力を磨けると思ったからです。そして、北九州市外からも通学可能な365足球体育app下载_365bet官网¥投注直播のアクセスの良さも魅力のひとつでした。受験期間は、学校推薦型選抜の小論文対策と一般選抜に向けた勉強を並行して行いました。入学後は、1年次からゼミがあり、刑務所の見学は視野を広げるきっかけになりました。法学部の先生はお堅いイメージがありますが、実際は、優しくユーモアに溢れる方が多く、日々、法的思考力や正しい言葉を使って説得する力を楽しく学ぶことができています。

政策科学科

地域社会、国際社会などで生じる様々な問題を発見し分析する能力、解決策を立案する能力、さらに評価する能力を有した人材を養成します。

推奨
資格
  • ●司法書士
  • ●行政書士
  • ●宅地建物取引士
  • ●社会保険労務士
  • ●ビジネス実務法務検定
政策科学科「PICKUP授業」&「在学生の声」はこちら
PICKUP授業
  • 政策科学入門Ⅱ