北九州市立大学 文学部
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Teacher Introduction
入江 恵子
Keiko Irie
主な担当授業
逸脱の社会学 / 社会意識論 / 社会学概論
主な担当授業
逸脱の社会学 / 社会意識論 / 社会学概論
専門分野
社会学です。なかでも医療社会学やジェンダー研究を専門にしています。特に、「病い」など身体の経験について研究しています。
ゼミの紹介
このゼミでは、医療、身体、ジェンダーを主なテーマとして様々な社会問題を取り上げ、社会学の視点で考察し、議論します。まず学術的な文章を読めるようになることを目標とします。共通のテキストを設定し、各章の担当を決めて発表、議論し、テーマの理解を深めます。どのようなテキストをとりあげるかは、参加メンバーの問題関心を加味して決定します。それと同時に、自分で調べたことや考えたことの成果を発表できるようになることを目指します。回ごとに発表者を決め、卒業研究に向けて関心のあるテーマや事例、文献について調べたことを発表し、参加メンバー全員で議論します。年度末には、先行研究の整理と研究手法を含めた卒業論文の構想を発表することを目指します。
メッセージ
社会学は、身近な疑問はもちろん、これまで当たり前に思ってきたことがらを、社会のしくみからとらえなおす学問です。
メールアドレス
岩松 文代
Fumiyo Iwamatsu
主な担当授業
人と竹の文化学 / 大地と森の環境概論 / 人間環境実験?実習
主な担当授業
人と竹の文化学 / 大地と森の環境概論 / 人間環境実験?実習
専門分野
自然環境のあり方や自然文化の特徴について考えています。とくに山、森、木、竹と人間社会の関係を野外調査から研究しています。
ゼミの紹介
自然環境と聞くと理系のようで、自分の興味とは少し違うかなと思うかもしれません。でも、実際には人間社会や歴史、文化の面から研究しますので、自然を対象とした人文社会系の分野に位置づけられると思います。日本の伝統や、人々の習慣、考え方や行動、製品や食品など身近なものごとは、自然とどのように関係があるのか、また、自然を上手に活用するためにどのような社会をつくればよいのか、このようなことに興味がある人を歓迎します。
ゼミでの3,4年生の間は、大学以外で多くの方々と知り合い、聞き取り調査を行っていきます。調査地も自分で決めることができます。最初は不安があるかもしれませんが、だいじょうぶです。ゼミで相談して、お互いに協力して、すぐに楽しくできるようになるでしょう。
メッセージ
近年の卒業論文にはこのようなテーマがあります。「北九州市の保存樹指定に対する所有者の意思と維持管理行動の要因」「都心の公園における着座行動」「たばこは本当に『百害あって一利なし』なのか」「現代に生きる日本庭園」「イノシシと人間はどのように共存できるか」「農産加工グループが農村の嫁の社会的自立と集落機能に果たした役割」などです。村落社会、都市緑地、健康をめぐる環境、環境文化など、学生が自由に決めています。
メールアドレス
上田 紋佳
Ayaka Ueda
主な担当授業
コミュニケーション論 / 心理統計
主な担当授業
コミュニケーション論 / 心理統計
専門分野
読書にはどんな効果があるのか、作文はどのように書けるようになるかなど、子どもの言語の発達や読書、学習について、心理学的アプローチによる研究をしています。
ゼミの紹介
ゼミでは、言語や学習を主なテーマとして、心理学的研究を行います。卒業研究では、データを自分でとって、仮説の検証または仮説の生成を行います。
今年から開講する新しいゼミで、今はゼミのメンバーは3年生だけです。
メッセージ
ゼミでは、各自が関心のあるテーマについて多くの先行研究の文献を読んだり、みんなで議論をしたりすることを通して、論理的に思考する力を育成し、主体的に卒業研究を進めていくことを大切にしたいと考えています。
メールアドレス
楠 凡之
Hiroyuki Kusunoki
主な担当授業
教職論 / 特別支援教育論 / 生徒指導論
主な担当授業
教職論 / 特別支援教育論 / 生徒指導論
専門分野
臨床教育学です。いじめ、不登校、発達障害の問題などへの理解と指導の問題を個別指導と集団指導の両面から検討しています。
ゼミの紹介
3年次のゼミの内容は毎年のゼミ生の希望によって変わりますが、文献購読、教育相談のロールプレイ、保育現場などの見学実習などが主な内容です。購読演習で最近、取り上げたテキストは、?べてるの家編「べてるの家の当事者研究」(医学書院)、?数井みゆき編「アタッチメント-生涯にわたる絆」(ミネルヴァ書房)、?水島広子「自分でできる対人関係療法」(創元社)、?伊藤絵美「事例で学ぶ認知行動療法」(誠信書房)、?水島広子「うつ病を対人関係療法で治す」(創元社)などです。
4年次は主に卒業論文の執筆に一年間かけて取り組みます。卒業論文のテーマは学生の方に自由に決めてもらっていますが、だいたい下記のようなテーマが多いです。
?機能不全家族で育つ子どもの抱える生きづらさとその援助 ?被虐待児に対する学校での支援に関する一考 察 ?「べてるの家」の「当事者研究」について ?愛着障害が子どもの人格発達に及ぼす影響について ?思春期のアイデンティティの危機に関する一考察 ?ネットいじめに関する一考察 ?摂食障害への治療的援助について ?育児に困難さを抱える母親への理解と援助 ?現代青年の自己愛の病理について ?アディクションに対する理解と援助に関する一考察 ?「自動思考」に関する一考察 ?広汎性発達障害に対する理解と援助 ?発達障害の子どもをもつ家族への支援について ?アスペルガー障害の人々の""view""に関する一考察
メッセージ
私自身は、学校の教職員、保育士や学童保育の指導員、子育て支援関係者の方を対象とした講座や研修会に出かけることが多いです。できるだけ、そのような実践現場におられる方にとって役立つような研究をしたいと思っています。
ゼミ生の進路としては一般企業の方が数としては多いですが、臨床心理士の指定大学院への進学、児童相談所や病院でのケースワーカー、少年院の法務教官など、大学での学習内容を生かした進路を選んでいる人もいます。
メールアドレス
児玉 弥生
Yayoi Kodama
主な担当授業
教育課程論 / 教育原理
主な担当授業
教育課程論 / 教育原理
専門分野
日本やオーストラリアの学校への保護者や地域の人々の関わりや外国にルーツをもつ子どもの日本での教育について研究しています。
ゼミの紹介
教育に関する仕組みを考える上で、実際に学んでいる人々や教育に携わっている人々の直面している課題を知り、それらについて考える事は欠かせません。そのため、ゼミでは子どもや若者に関する事や学校や家庭、地域での教育問題等から題材をとりあげて、討論、映像批評、学校の子どもたちや授業の実際の観察、インタビューと収集されたデータの考察、ワークショップ等を通して教育や教育の仕組みに関する考察を深めています。研究論文を読み込んで議論するだけでなく、様々な活動を通して学ぶことがゼミの特徴と言えるでしょう。
メッセージ
ゼミ生は教育、子ども?若者、家族(特に親子あるいは夫婦)の関係など、様々な関心を持っています。在学中にオーストラリアに留学するなど、海外の教育について関心のある学生もいます。同学年での学び合いだけでなく、4年生がリーダーシップをとりながら、学年を超えた学問的な交流や実践的な交流等も行っています。
ゼミ生の大学卒業後の進路も一般企業、公務員、児童福祉施設職員、学校事務員、大学院進学など多岐にわたっています。人間関係学科では中学校?高校の教員免許が取れますが、児童期の教育に関心をもち、大学卒業後に免許を取得して小学校の教員になっている人、子育て世代になって、同じように小さい子どものいる人たちと仲間づくりをしている人もいて、大学で学んだことを活かしています。
メールアドレス
税田 慶昭
Yasuaki Saita
主な担当授業
発達心理学 / 障害児の心理と指導 / 基礎心理学
主な担当授業
発達心理学 / 障害児の心理と指導 / 基礎心理学
専門分野
発達心理学。特に、赤ちゃんのコミュニケーション発達や、発達における障害の早期発見と支援についての研究。
ゼミの紹介
ゼミの主なテーマは、「子どもの発達」と「発達における障害」です。 「子どもの発達」では認知やスキルの発達、家族関係や友達関係、パーソナリティの発達など、ヒトの成長?発達に関わる現象を心理学的視点から学ぶことを目的としています。また、「発達における障害」では発達障害や肢体不自由など社会的困難を抱える児?者の特徴や支援について臨床的視点も含めて学ぶことを目的としています。ゼミではテーマに沿い、主に3年次は文献講読とグループ研究、4年次は卒業論文の作成を行います。 一方で、幼稚園ボランティアや障害をもつ人への支援活動をゼミのプロジェクトとして行っています。現場の学問として、子どもや障害をもつ人々と直接触れ合うことで自らの経験を深めてほしいと考えています。学外の活動については、ゼミの時間を利用して関わりや支援などの検討?学習を行っています。なお、様々な立場や職種の人と関わりますが、相手への配慮など当然の社会性をもって臨んでください。
メッセージ
研究では保育園や幼稚園の子どもたちに会い、学外では臨床心理士として障害児?者への療育を行っています。発達や臨床は直に触れ合うことでしか学べないことだらけです。活動への積極的な参加を期待しています。
<過去の卒業論文の題目(一例として)>
「子どもの課題認識に対する指導者の言葉かけが「やる気」に及ぼす影響」
「痩身願望に及ぼす母性と親子関係の影響」
「自閉症診断告知および診断後の親の障がい受容に関する心理的変化についての研究」
「成人性基準に関する研究」
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者とその家族への告知 ―発症初期段階の理解や満足度についての検討―」
「発達障害児を持つ養育者の障害受容の検討 ~心理的変化と支援のあり方について~」
メールアドレス
柴原 健太郎
Kentaro Shibahara
主な担当授業
スポーツ心理学 / 身体コミュニケーション論 / フィジカル?ヘルス
主な担当授業
スポーツ心理学 / 身体コミュニケーション論 / フィジカル?ヘルス
専門分野
スポーツ心理学。スポーツ競技中に発生するエラーについて研究しています。
ゼミの紹介
生涯スポーツゼミを担当しています。人間の心理がどのように運動やスポーツと関わっているのかについて理論や実践を通じて科学的に探求していきます。
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竹川 大介
Daisuke Takekawa
主な担当授業
人類学概論 / 生態人類学 / フィールドワーク実習
主な担当授業
人類学概論 / 生態人類学 / フィールドワーク実習
専門分野
海が好きなので、沖縄や太平洋の小さな島に滞在して、共同体の人間関係や自然との共存をテーマにフィールドワークしています。
ゼミの紹介
■あるいて?みて?きいて?それをつたえる
人類学ゼミは、フィールドワークの方法論を使って、学術研究のアートを学ぶサロンです。研究対象は「人間」で、主なキーワードは、異文化?自己と他者?身体?自然認知?コミュニケーションです。ゼミは九州フィールドワーク研究会のプロジェクトの一つに位置づけられており、カリキュラム上は3年次より始まりますが、1年や2年からでも参加できます。ゼミ生はそれぞれ自分の興味に応じて文献ワーク?フィールド調査?ディスカッションをおこなっています。また調査や研究にとどまらず、学外の多方面にネットワークを持っており、多彩なプロジェクトを企画?運営しています。
■現在進行中の調査?国際協力事業
環境省の石西礁湖自然再生事業の委託をうけ、沖縄県石垣島でサンゴ礁海域利用の社会調査をおこなっています。 JICAの草の根技術協力事業と外務省の大使館無償資金協力資金をもとに、3ヶ年にわたるヴァヌアツ共和国フツナ島村落経済開発プロジェクトを進めています。
旦過市場の大學堂では、街の縁台としてフィールドワークを実践しながら、創作活動のネットワークを広げています。
また各地の環境?教育関連のNPOからの依頼を受け、プレーパークやワークショップなどを支援しています。 さらに今年から、社会起業の立ち上げの研究を行っており、地域と関わりを持ちながら、学生のうちに事業をおこすための、勉強会や実験経営を進めています。
メッセージ
自分で計画し実行する。自由に楽しみながら研究を進める。
調査や事業においてプロの仕事を目指す人類学ゼミでは、ゼミが人を育てると考えています。
歩くことが好きで、楽しいアイデアをよく思いつく人
将来に向けて専門的な研究の手法を現場で学びたい人
好奇心がありまじめな人
音楽?絵画?料理など芸術活動が好きな人
人類学ゼミには、こんな人が集まっています。
さまざまな活動を通じて人類学ゼミ(九州フィールドワーク研究会)を指名した、就職の依頼が来ることがあります。
メールアドレス
田島 司
Tsukasa Tajima
主な担当授業
社会心理学 / 対人心理学 / 心理学概論
主な担当授業
社会心理学 / 対人心理学 / 心理学概論
専門分野
社会心理学です。例えば、自分のことを悩んだり、友達とギクシャクしたり、世の中が怖いと感じることについて研究しています。
ゼミの紹介
3年生のゼミでは毎年テーマを決めています。最近の例では、「初対面の人と会う時に緊張する人としない人の違い」、「マインドコントロールについて」、「どういう集団に属しているかで性格を予想してしまうことは悪いことか」などがありました。
ゼミでは、まず、春休みの宿題として、手作りの社会心理学の概論書を毎年1章ずつゼミ生達が書いています。それは前年度までの章と合わせて製本し、ゼミの先輩後輩にも配ります。後輩は次の年に新たな章をそれに加えていき、ゼミの歴史が積み上げられていきます。
4月になると、ゼミの4年生の個人研究の途中経過を、ペアを組んだ3年生が発表するという機会もあります。先輩は後輩に発表の仕方も教えなければいけませんし、研究が進んでいないと後輩にも迷惑がかかるので必死で準備します。後輩も先輩の研究をしっかり理解して良いコメントをしようと、つい積極的になってしまうようです。
冬には、ゼミのみんなで研究した成果を、2年生達が受講する「社会心理学」という授業で「授業」の一つとして話してもらいます。後輩に対して恥ずかしくないよう入念な準備をしています。プレゼンテーションのトレーニングとして将来の役に立つのはもちろんですが、それだけでなく、「ただ専門的で正確に話せば良い授業なのか」、「ただおもしろおかしく興味を持たれれば良い授業なのか」、なども考えるようになります。
4年生になると卒業論文の制作が中心となります。
メッセージ
最近の私のゼミで書かれた卒業論文の題目を紹介します。
「大学生における孤独感と社会的スキルとの関係」「大学生の宗教観について」「現代社会のオタクに対する態度について」「女性の胸の大きさを変数としたステレオタイプの研究」「親密化の過程についての研究」「初対面の他者との非類似情報が不安に与える作用」「発言抑制行動が対人関係に及ぼす影響」「作業集団内の成員間関係が主体的作業量に与える影響」「仮想的有能感の規定要因について」???。
メールアドレス
田中 信利
Nobutoshi Tanaka
主な担当授業
臨床心理学 / カウンセリング論 / 心理学概論
主な担当授業
臨床心理学 / カウンセリング論 / 心理学概論
専門分野
臨床心理学です。例えば、自分の将来がわからないという学生に、どのようにしたら進路を見いだせるかを研究しています。
ゼミの紹介
ゼミでは、主として青年期の心理や人間関係について、不適応や障害も含めながら勉強しています。例えば、現代の若者の友人との付き合い方にはどのような特徴があるのか、そして青年期の自己意識とどのように関係するのか、また、人前で緊張してしまう気持ちはいつ頃から芽生えるのか、そしてどのような人間関係が影響しているのかといった内容をテーマとして取り上げています。
毎年、夏休みが終わる時期になると、福岡県田川郡赤村の「源じいの森」にて一泊二日のゼミ合宿を実施しています。4年生は卒業論文について、3年生はグループ研究について二日間みっちりと討議を行います。発表の準備はとても大変ですが、みんな一生懸命に頑張っています。夜は、昼間の勉強の疲れを癒すために、ゆっくりと温泉に浸かったり、花火を楽しんだりしています。
ゼミの特色として、「臨床心理学は、現場の心理学である」をモットーに、心理臨床の現場で実践活動に取り組んでいます。例えば、臨床心理ゼミと発達心理ゼミの合同主催による「オレンジ会」で障害をもった人への心理的支援を行ったり、中学校に出向いて中学生の精神的健康を育むことを目的とした「プラットルーム」で彼らの話し相手や遊び相手をしています。このような実践活動を通して、日頃の勉強だけでは得られない臨床センスを身につけていきます。
メッセージ
将来、臨床心理士になることを目指してそのための指定大学院に進学する学生が毎年います。大学院修了後は、病院心理士やスクールカウンセラーになって心理臨床の最前線で活躍しています。
メールアドレス
恒吉 紀寿
Norihisa Tsuneyoshi
主な担当授業
教育社会学 / 生涯学習学 / 主体形成論
主な担当授業
教育社会学 / 生涯学習学 / 主体形成論
専門分野
社会教育学です。社会の様々なことについて、人間の"学び""育ち"の視点から考え、その意義、プロセス、支援について考えます。
ゼミの紹介
ゼミでは、政策やNPO、当事者の状況を通した社会の変化や課題についての最先端の状況を話題としながら、その課題や意味について意見交換をしながら深めています。話題は、子育て(支援)、子ども、家族、地域に関連するものが多いです。時には、ワークショップを行い、課題の整理を行うこともあります。
また、ゼミ生の感じたこと、体験したことなどのエピソードを簡単に紹介してもらい、そこでの教育的価値について考えたりもしています。ポイントを整理して伝えること、他の人の感じ方?経験を共有する受け止め方、自分自身について振り返りの機会にすること等を目的としています。
1学期は、3年生と4年生と合同で上のような取り組みを行い、1つのテーマに絞らずに、広く社会の人間関係や、それへの教育学的理解?アプローチについて考えることを課題としています。社会教育?生涯教育に関連する月刊誌などの特集などを取り上げて検討することもあります。
2学期は、3年生は文献や論文を読み、4年生は卒論作成につながる先行研究の整理、実践や調査について情報収集?分析を行っています。
社会教育や生涯学習という視点から、人間や人間の活動を読み取っていくことを目的としているので、様々な話題や出来事、ゼミ生それぞれの関心を共有することを通して、広い視野と、それらを教育学的(実践的)に理解していく力を獲得することを大切にしています。
メッセージ
デンマークでの留学経験をもとにした日本の独自性や国際的な視点、そして4人の子育てをしている経験、社会貢献として北九州市や全国的な政策や活動との関わり?情報を伝えながら、子どもの教育と成人教育の違い、学校教育と社会教育?家庭教育の違いについて知り、興味を持ってもらい、実践や研究に関心を持ち、様々な課題に対して主体的に解決していく力量を養ってもらえれば、と考えています。
メールアドレス
濱野 健
Takeshi Hamano
主な担当授業
家族社会学 / メディアと社会 / 観光社会学
主な担当授業
家族社会学 / メディアと社会 / 観光社会学
専門分野
社会学です。個人や集団が行動をおこす際の判断基準が、社会(集団)の変化とともにどのように変化していくのかを研究しています。
ゼミの紹介
ゼミでは、参加者一人一人が関心を持っている具体的なトピックを十分に吟味した後、その関心をどのようにして社会学的な考察につなげていくのか、そのための考察と議論の場所を提供します。また、その際個々の参加者から提出される私的な問題や関心事項が、他のゼミ生にとって、そしてゼミの外にいる人たちにとって、さらには社会一般にとっても考えるべき問題として練り上げる、そのためのスキルを獲得する機会にしていきたいと思います。
また、ゼミ時間内の活動だけにとどまらず、現地調査等で課外活動を実施することも計画しています。こうした活動を通して、これまでにゼミで考えてきたことや議論しあったことが、現実の社会においてどのような現象としてあらわれているのか、そしてそこで生きる人たちは、こうした事象をどのように受け止め、理解し、解釈しているのか、こうしたことを体験するための貴重な機会を設けたいと考えています。
メッセージ
ゼミ生には、大学生活においてできるだけ多くの経験をしてもらえたらと考えています。サークルや地域活動にいそしむもよし、観光や旅行に出かけるもよし、そして留学するもよし、というところです。それらから獲得した体験は、他のゼミ生にもぜひ還元してください。また、そうではなくとも、これだけは自分は自信を持って語ることができる、取り組むことができる、という何かがあるのなら、ぜひそれを社会学ゼミの卒論のテーマとして取り上げてみてください。
メールアドレス
松本 亜紀
Aki Matsumoto
主な担当授業
認知心理学 / 心理学研究法 / 基礎心理学
主な担当授業
認知心理学 / 心理学研究法 / 基礎心理学
専門分野
なぜ緊張すると頭が真っ白になったり、いつもは簡単にできることを失敗してしまったりするのだろう。このような感情?注意?記憶のしくみをテーマに研究しています。
メールアドレス
山下 智也
Tomonari Yamashita
主な担当授業
参加型学習論 / 教育心理学 / 教育相談
主な担当授業
参加型学習論 / 教育心理学 / 教育相談
専門分野
子どもの主体性を保障するための大人の居方?関わり方や、それを取り巻く子どもの環境(遊び場?居場所など)について、実践と研究の両輪でアプローチしています。。
ゼミの紹介
私のゼミでは、子どもの遊び場(きんしゃいきゃんぱすやプレイパーク等)や居場所(フリースペース、フリースクール、子ども食堂等)、子育て支援現場、保育?学校現場など、子どもの「場」へのフィールドワークを元に、子どもが生き生きと過ごせる豊かな環境について、考えを深めていきます。現場への参与観察を行い、エピソード記述やインタビュー分析を行うなど、質的アプローチを用いながら研究を進めていくため、仮説検証型というよりも仮説生成型の探求的な営みになってきます。量的アプローチでは捉えづらいような、微細で曖昧な現象に着目することが大切です。学問領域にとらわれすぎず、「子ども」を中心に据えて、自身の研究を育んでもらえればと思っています。 具体的には、3年生は主に「子どもの遊び?居場所」や「質的アプローチ」に関する文献を読み進めます。各自がまとめてきた資料を元に、自身の体験も踏まえながら、ゼミ生みんなで対話や議論を重ねていきます。1学期中は、子どもの「場」や「環境」に幅広く関心を向けてほしいですが、2学期には、先行研究を整理することを通して、自分なりの問題意識をブラッシュアップし、自分が研究したいテーマを「問い」の形にしていきます。4年生になると、卒業論文の完成を目指します。論文を完成させることが目的ではありますが、その過程を通して得られた学びを現場に還元することも大切にできるゼミでありたいと願っています。
メッセージ
大学生時代には、大学生にしかない「自由度の高い時間」があります。淡々と日々を送るだけではもったいないです。フットワーク軽く、たくさんの人と出会ったり、多様なまちや現場に足を運んでみたり、あるいは自分の好きなことにただひたすらこだわり続けたりと、その可能性は無限大です。自分で自分の生活をデザインしながら、主体的に過ごしてください。そのとき、自分のためだけではなく、誰かのためにもなる、そんな豊かな生き方ができれば、その後の社会人生活もさらに充実したものになるはずです。このゼミもそんな過ごし方のできる「場」の一つとなれば幸いです。
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